なんて言葉をよく聞きますね。
私も数年前に「あれ?適当な服着ててもいいスニーカーを履くとそれっぽいぞ!ラップとか上手そう!」という
世紀の大発見をしたため、NIKEのちょっと高いスニーカーをいくつか買ったりしました。
端から見たらスニーカーに履かれてるズボラなオタクかも知れませんが、自分はこのスタイルが正解だと思って擦り続けています。
そんな私が皆さんにオススメしたい履物があります。
ニシベケミカルさんの抗菌衛生紳士サンダル『ダンヒル』、通称『便所サンダル』です。
誰しもが一度はどこかしら(主に便所)で履いたことのあるあの便所サンダルです。
便所サンダルの何がいいかと言うと、その履きやすさ、足への馴染み具合、価格の安さと耐久性、そして意外なカスタマイズ性です。
●履きやすさ
これは言わずもがな、足をスッスッと差し込むだけ完了するその気安さ、
履くたびに紐を結んで解いてという面倒臭さの塊とも言えるスニーカーをあざ笑うかのような気楽さが非常に心地良いです。
●足への馴染み具合
これはもう履いた瞬間に”正解“の二文字が頭に過ぎるほどに馴染みます。
昔からずっと履いていたような、思い出の時にはいつも便所サンダルを履いていたかのような錯覚と、
これから便所サンダルと歩んでいく未来への期待が襲ってきて、「あぁ、私の足は今、完成したんだなぁ…」と思ってしまうほどです。
●価格の安さと耐久性
便所サンダルは1000円前後で買えてしまいます。
それなのに何年履いてもヘタらず、折れず曲がらず、焦らず腐らず驕らずにただただ共に歩んでくれます。
私はそんな便所サンダルが誇らしいです。
●カスタマイズ性
便所サンダルはそのまま、プレーンな状態で既に完成されたデザインです。
無駄がなく、それでいて一目で『便所サンダル』とわかる確かな個性があります。
そんな完全無欠の便所サンダルですが、更なる進化(カスタマイズ)が可能です。
そのカスタマイズには、クロックス用のアクセサリーパーツ『ジビッツ』を使います。
https://www.crocs.co.jp/c/jibbitz
ジビッツは裏に黒い突起があり、それをクロックスの穴に押し込んで付けるのですが、
これを便所サンダルの穴に無理矢理ねじ込むことが可能です。
(非公式の使用方法です。穴が割けたりする可能性がありますので自己責任でお願いします)
ちなみに私がカスタムした便所サンダルがこちらです。
「ファンシー便所サンダル」です。
まさかユニコーン君も便所サンダルにねじ込まれるとは思っていなかったのでしょう、目を閉じて現実逃避しています。可愛いですね。
便所サンダルにサンダル界のライバルとも言えるクロックスのパーツを使用するという、
双方から怒られそうなとんでも改造ですが、こんな遊びもできるのが便所サンダルの魅力です。
日本の便所サンダルとアメリカのクロックス、この奇跡のコラボレーションは令和の日米和親条約ですね。
皆さんも便所サンダルを履いて、足元からのおしゃれを楽しんでみてください。