社内研修 – デザイン編-

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この業界に限らず「センスがよい」という方と出会うことがたくさんあります。

 

「センス」というのも幅が広いもので、服装やコレクションなど「モノ」に関わることから、雰囲気自体や言葉のチョイスや知識や遊び方など多様な感じ方がありますが、「デザイン」というワードが入ってくると仕事が絡んでくるので意味合いが変わってきます。

僕は営業畑出身ですが「営業」というワードが入ると急に「センス」から程遠い人種と捉えられがちなイメージを持っています。
私見ですがテレビ番組の「プロフェッショナル」「情熱大陸」「カンブリア宮殿」のような経済圏で活躍するパーソナルにフォーカスを当てた番組でも「営業職」の人が登場することは長年見たことがなく、クリエイティブや料理人や職人系の方々が注目される時代ではないかと感じています。

PCソフトの使用率でも営業職はWORDやEXCELは使っても、IllustraterやPhotoShopを使う機会がないので「デザインには無縁」という固定概念があるのですが、グラフィックソフトを使わない(使えない)から「デザインには無縁」という発想は大きな損をしていると以前から思っていて、「デザイン思考を持つ」ということをいかにして伝えていけないかと悶々と考えていました。

当社グループでもアルジャーノンプロダクトのようなメーカー部門がありクリエイティブのプロのスタッフもたくさんいますが「目線」が合えばオリエンテーションもスムーズに進むと思うしデザイナーではなくても「デザイン思考」を持つことで相互にリスペクトできる環境ができればよりよいものが産まれるのではないかと思っています。

そんな中、当社スタッフが通ったデザイン学校の講師がたまたま浅草橋にオフィスがあったという縁でお付き合いをいただいた北 直旺哉さんにお願いして研修を実施しました。

 

北さんは「TUKULIST VOICE」というPODCASTもやっていてクリエイティブやモノづくりのシーンで活躍している方とのセッションを配信していますのでぜひご視聴ください。

 

 

 

さて研修のタイトルは

 

「すべての業務に活かせる!デザイン思考の実践セミナー」

 

ということで、デザイナーはもちろんですが営業職や事務職や管理職など、むしろデザイナー職以外の職種の人たちに「クリエイティブのスキルがなければデザインセンスが無い」という考えを払拭するためのセミナーを行ってもらいました。

 

広告やWEBデザインやPOPのデザインがクリエイティブだけではなくて、企画書や伝票やビジネスレターなど身近なツールもすべてデザインに関わっていて、大切なことは「技術」だけではなく、「相手に何を伝えたいのか」「どうすればわかりやすく伝えられるのか」「イメージを意識して具現化できるか」という部分から考えることも「デザイン」であるということをゴールでレクチャーしてもらいました。

 

今回の研修はグループワークも含め3回の実施となりますがスタッフたちも何かを掴んでくれれば嬉しいなと思っています。

 

僕自身は動画をバシッと作れるようになれることが最近の目標でしてこのブログ内でも動画も含めた企画をやってみたいなと思っております。

この記事を書いた人: sho_uchiyamada