拡張し続けるレコードの世界

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はじめまして!hayabusaです。

皆様、早速ですが音楽を日常的に聴いていますか?
昨今であれば「私はApple Musicだよ!」「Youtubeかな?」といった動画配信サービス、サブスクライブサービス利用の声が多く上がってきそうです。

 

今回私がご提案するのは、「レコード」で生活を豊かにしませんか?という内容になります。80年代のHIP HOPの起源やそれに類するDiscoに寄り添ったRap=オールドスクールと分類される楽曲群は作詞をし、作編曲をし、1つの楽曲に仕上げた物もあります。ただそれ以上に存在するのは、レコードを再生するDJのプレイ、それを盛り上げるMCのライブがパッケージされたものが多く、(1曲14分なんてものはざら)ライブ録音を保有することが、レコードというメディアにおける意味づけでした。funky 4+1 「That’s the Joint」などおススメです。

 

HIP HOPに問わず、世界のポップミュージックは、サブスクライブサービスで再生数を多く稼ぐため、どんどん楽曲の尺が短くなってきています。またアプリ上で再生がスキップされないように、一番盛り上がるサビから始まる曲が多くなってきています。

 

現代の楽曲が保有する機能と、レコードというメディアの、かつて最重要視されていたライブ録音を保有し、その空気を楽しむという、機能が乖離しているのです。では今の時代の音楽の在り方から乖離しているにも関わらず、音楽メディアとしては、CDの売り上げを再び凌駕した「レコード」はどういった魅力があるのでしょうか。

 

1.「書き下ろしジャケット」のプレミアム感
2021年、Cowboy Bebop(カウボーイビバップ) – Original Soundtrackが限定書き下ろしのジャケットデザイン、見開きの中身まで完全新規書き下ろしの装丁でリリースされました。

受け取った際にはすぐに開封して、お店のターンテーブルで再生しながらお酒を飲んだことを良く覚えています。レコードというメディアは、紙の外装パッケージとセットで商品になります。レコードでしか保有できない新規書き下ろしの絵柄を部屋に飾るのは、ある種お気に入りのインテリアと同義の喜びがあると思っています。カラーヴァイナルと呼ばれるオリジナルカラーのレコードはシンプルにカッコいいと感じます。

 

2.経年劣化=味わいが深まる音

レコードは盤面にレコード針を落としことで再生するので、再生すればするほど音が劣化していきます。思い出を積み重ね劣化していく盤面は、それだけで保有している既存の楽曲を自分だけのオリジナル楽曲に昇華するスパイスになります。針を落とせば落とすほど、レコードノイズが増えていくほど、思い出と相まって私は愛着を感じます。

 

 

3.スキップボタンがないこと
レコードは外側から徐々に内側の溝をとらえ楽曲を再生していきます。シームレスに次の楽曲に移行し、収録楽曲全体でメッセージを伝えたり、スキップするためには、針を落としなおす必要性があるという特性を生かし、レコード用にアルバムを編集している作品もあり、レコードならではの音楽体験が味わえます。

ではどこでレコードを買えばいいの?というお話ですが、私はAlffo Recordsで購入していますよ!どういうお店か気になるよ!ということであれば、下記HPをチェック!良い音楽との出会いがありますように。

hayabusa

この記事を書いた人: hayabusa