動画制作雑談

CafeReoGroup

どうも、あじまです。

私は弊社の業務において動画制作を担当しております。

そこで今回から動画の制作意図や制作工程など、普段話したことがない制作内容を文章でお伝えしていこうと思います。

 

今回の動画

 

概要

こちらの動画はモバイルゲーム”勝利の女神:NIKKE”に登場するキャラクターをモチーフにしたおなまえぴたんコラバーマスコットという商品の販促動画です。

課題

本ゲーム作品の世界観はSF・サイバーパンキッシュなカッコいい作風です。

そして今回、販促する当商品は可愛くデフォルメされて、ギャップのある印象です。

その為、動画ではかっこよさと可愛さをどう織り交ぜていくかが重要になってきます。

 

 

制作意図

1.テンポよい動画

制作を始める前にあらかじめ頂いた希望演出として、銃のスコープで狙うムーブが欲しいといった内容がありました。

そしてそこから、商品を狙い撃つといった提案を上司から頂き、まずはスコープで狙い撃つ制作から入りました。

最初はちゃんと狙って撃つ
その後は撃っているモーションだけ

しかし狙い撃つにしても、動画の性質上テンポよく行きたいので、狙う→撃つを繰り返すと冗長な内容になってしまいます。

そこで最初の2回だけちゃんと狙い撃ちモーションを入れて、その後は狙うモーションは省いて撃っているだけの演出にしました。

 

 

最初にちゃんと何をやっているかを見せる事で、その後のモーションが多少省かれていても、何をやっているか勝手に見ている側の脳が補足してくれる為、違和感なく見せる事が出来ます。

それを利用してモーション省いて、テンポ感を出すことを優先しました。
射撃のモーションの演出はこれでクリアしました。

 

2.可愛さとカッコよさ

次は”可愛さとカッコよさをどう織り交ぜるか”です。

これに関しては最初から決めていたのですが、動きと音楽を普段とは違うポップな感じにしようと考えていました。

ビジュアル面において商品が既に可愛いので商品以外の背景などはカッコ良く、他の要素で可愛さを補おうと思った為です。

 

 

動きでは商品がボヨンとバウンスするようなアニメーションにし、BGMはアップテンポな音楽を選びました。

普段のNIKKE動画ではやってこなかった事を取り入れました。

結果的にバランスの良い演出になったと思っています。

 

3.ふとした思いつき

0:12~に商品情報をテキストで紹介するカットがあるのですが、左上から商品紹介文をラバーストラップに見立てて登場させました。

最初からラバーストラップ案は思い浮かんでいませんでした。

 

文章が長く、ポップな印象を削ぐ懸念があり、それをどう解消しようか悩んでいる時、

「テキストをそのままラバーストラップにしてしまおう」とふと思いつき、実行。

すると、テキストとの親和性がある商品なので違和感なくいきました。

 

以降の制作に影響したこと

動画のテンポ感を意識するようになりました。

ショート動画が乱立する中で、数十秒でも見てもらう事が難しくなった時代です。

そんな中で商品販促という集中して観る事を前提としていない動画は、もっと気軽さや掴みが大事になってきます。

「見始めたら最後まで見てしまった」、「もう一度見てしまう」などと思って頂けるよう、テンポ感が良く、キャッチーな動画を作っていきます。

 

ご覧いただきありがとうございました!

あじま

この記事を書いた人: あじま