雪のようにピュアな社員、ムーン社員です。
先日、
「“能”観てぇ~~~伝統芸能の実績解除してぇ!」
と思い立ち、能を観ることにしました。
犬王の影響ではありません、まだ観てないです。
早速インターネットで「能 どこで 観れる」というIQ低めなキーワード検索を行い、
全国各地の公演情報を調べていると、
「ワークショップで初心者向けに講座と実習をやって、翌週に能の公演を観るよ」的な会を発見。
しかも明々後日開催。完全に私の為にあるじゃんね。その場で申し込みました。
この行動力が普段から発揮できていれば、私ももっと大成していたと思います。
ワークショップ当日は代々木上原駅に集合し、歩いて1分ほどの会場に案内されたのですが…
え…家…?
の中に能舞台がありました。ウケました。
駅から徒歩1分ほどのハイパー好立地な場所に大変立派な日本家屋があり、
その中にある能舞台が今回の会場でした。
ここは今回の講師でもある観世流 能楽師 坂井音隆師のご実家だそうです。
正直このお家に入れただけで大満足でした。しばらくはこの経験で周りにマウントを取ろうと思います。
誰かのお家に招かれたら「この家…能舞台無いんだ?」と煽らせていただきますね。
ワークショップは坂井音隆師による能の流派や世阿弥の説明、
翌週に鑑賞する『山姥』のあらすじや解説と、知らない知識のオンパレードで非常に面白く、
「能、深ぇな」と浅い感想を抱きました。世阿弥すごいっぽいです。
ワークショップ後半になると実習ということで、
能の声楽部分である”謡“を皆でやってみたり、
足袋を履いて能舞台に上がり、”サシコミ“という扇で対象を指す能の型を練習させてもらいました。
能舞台に上がるという、あまりに貴重な経験。
皆さんは能舞台に上がったことはありますか?
私はあります。サシコミました。対戦よろしくお願いします。
最後は他の参加者の方と集合写真を撮ったり、坂井音隆師と記念撮影をして会は終わりました。
写真はその時に撮らせていただいた、重要無形文化財総合認定保持者の坂井音隆師と、
重要無形文化財総合認定”無”保持者の私との貴重なツーショットです。
未知の世界の一端を知ることができ、非常に充実したワークショップでした。
翌週の公演鑑賞についてはまた次回。