ずいぶん昔ですが、戦国時代小説にはまっていた時期があり、その影響でお城に魅力を感じて、よく行っていました。お城を目的に旅することもあれば、何かのついでにふらっと立ち寄ることもしばしば。
日本にはお城がたくさんありますが、訪れる基準は、日本城郭協会が選定した城郭・城跡です。はじめは100城、それから続編の100城が出て、いまは計200城。昔持っていた専用スタンプ帳はなくしてしまったので、新たに買いなおし、城めぐりを再開しました!
今回訪れたのは、魅力的なお城がたくさんある兵庫県。どこに行こうか迷いに迷ったあげく、明石城と姫路城を訪ねました。どちらも初来訪です。
🏯明石城🏯
登城日はどしゃぶりの雨。駅から歩いてわずか5分。明石公園内にある明石城は、駅のホームからも見ることができます。
櫓に向かうための階段脇の側溝を、雨水が勢いよく流れ落ちていきます。さすがの悪天候だったので、散策している人はほとんど見かけません。足元に気を付けながら登った先に、三重櫓である巽櫓(たつみやぐら)と坤櫓(ひつじさるやぐら)があります。その傍には展望台が設置されており、明石海峡大橋を望むことができます。
お城を含めた園内すべてを歩くとなると結構な広さがある明石公園ですが、今回は時間が足りず、お城周りのみとなりました。天気が良ければ淡路島や小豆島も望めるそうなので、その景色も楽しみにして、またいつか訪れようと思います。
🏯姫路城🏯
国宝・世界遺産の白鷺城こと姫路城。憧れのお城のひとつに、やっと訪れました。
姫路駅から徒歩20分と少し歩きますが、道すがらの大通りにはお店がたくさんありますし、横道には商店街もあるので、飽きることはありません。
そして、姫路城は、駅に降り立ったところからも、その美しい姿を望むことができます。
さすがの姫路城は、開城前から多くの観光客が待っており、外国の方も多くいらっしゃいました。順路が決まっているので、寄り道しながら登ることはできませんが、いざ登ってみると美しいだけではないお城だということがよくわかります。
一番興奮したのは、武具掛けの多さ!
ただの壁や柱だと思ったら大間違いで、よく見ると突起があり、槍や鉄砲をかけられるようになっています。大天守内部のいたるところにあり、戦に備えられたお城だということがよくわかります。
国宝や世界遺産でなくとも素晴らしいお城はたくさんありますが、その両方を冠されている姫路城は、憧れた気持ちを十分に満たしてくれる、本当に感動しっぱなしのお城でした。
ということで、再開記念のスタンプをゲットです。
ついでに、御朱印ならぬ「御城印」というのもあったので、こちらものんびり集めてみようと思います。