社内研修 - 知的財産編 –

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6月になりました。

 

当社は決算月となり毎年慌ただしい月となります。

今日は月初の全体ミーティングをやって午後から社内向けの研修を行いました。

 

当社は隔年で新卒採用を行っています。
本来は毎年行うべきものなのですが、当社は「採用」「育成」を1年ごとのターンに分けて実施しているので隔年で縁を失う年度ができてしまうのですが、できるだけしっかりした体制で行ったほうがよいという意図で行っています。

 

当社の4期生となる2020年入社組が新型コロナウイルスの感染拡大の初年度に直撃して、もともと準備していた研修プランどころか部署横断の業務研修すらまともに行えない状況で、まずは各スタッフの配置を行い仕事を体験させることが目いっぱいの状況でした。

 

2年の月日が経ち5期生となる本年の入社に伴い、2020年入社組と併せて今年はしっかり研修を行おうということで週一回のペースでさまざまな研修を実施しています。特にコロナ禍で学生生活を過ごした世代となりますので本来行うべき時間を過ごせていないことも多いかと思いますので、当社としても予算を使っていろいろな経験や思考のきっかけを作ってあげたいということが意図になります。

 

いくつかの研修の中で「特別研修」という形で業界の第一線で活躍されるプロの方に直々にお願いして当社向けのセミナーを実施することになり、今日は初回となる『「視野を拡げる」ための『知的財産はじめまして』セミナー』を開催しました。

 

当社が顧問契約をしている国際特許事務所にお願いをして「知的財産」に関する基本的なルールや事例に基づいた様々な要件をレクチャーしてもらう内容で、新卒メンバーだけでなくキャリアメンバーも含めて実施しました。

当社の業界は「特許」「意匠権」「商標権」「著作権」など様々な権利に接触する業種にて「知らなかった」では済まされないことも多々あります。
また昨今では海外との知的財産に関する競争も激化していて、アイデアや技術を「権利に変える意識」を会社のみならず社員ひとりひとりが意識する時代になっていると思います。

 

僕自身も恥ずかしい話ですが「知的財産」に関しては意識はしているものの、実際に費用や予算を使って取り組んできていなかったので、「商号」からスタートして様々な権利に関する整理を行っています。

 

パートナーの特許事務所も当社の経営企画まで深く入ってきてくれているので、「知的財産」の目線から事業の構築に向かう新しい角度の視野を持つきっかけをもらいました。
そういう意識は若い社員たちこそ共有していったほうがよいかと思い、もしかしたらちょっと難しい話もあるかと思いますが今回の研修を実施した経緯になります。

 

当社の経営理念に基づく基本設計にも「独占性」「独自性」「革新性」の3つを基調にしていますので、当社のスタッフたちから様々なビジネスアイデアやネーミング、デザインなど当社の資産になる実績が増えてくると心強いなと思っています。

この記事を書いた人: sho_uchiyamada