こんにちは!
内山田です。今回もブログを読んでいただきありがとうございます!
さて現在当社の大きいプロジェクトのひとつとしてアプリゲーム「勝利の女神:NIKKE」の商品化展開を手がけており商品の企画開発と流通に伴ってイベントも同時展開しています。
9月の「京まふ(京都国際まんがアニメフェア)」を皮切りに「全国6都市横断ポップアップストア」というイベントも展開してまして、札幌・福岡・秋葉原・京都の流れで現在は名古屋にて絶賛開催中です。
この「勝利の女神NIKKE(以降NIKKE)」は昨年11月にローンチされた「背中で魅せるガンガールRPG」というキャッチコピーでその美麗なキャラの露出感が物議を醸しているタイトルですが、ストーリーの面白さと練りに練られたキャラ設定、充実したゲームシステムなど大変完成度の高いゲームになっていて1周年の向けて人気が右肩で上がり続け、当社が主催するイベントの相乗効果も重なって世界的に人気のゲームに上り詰めています。
開発は韓国のSHIFT UP社が行なっていますが地元のソウルで開催される「AGF 2023(anime game festival)」にNIKKEが出展するとのことで物販商品の提供も含め当社もお手伝いすることになりました。
個人的に韓国は記憶が蘇らないぐらいにひさしぶりだったので自身のブログで検索してみると2010年以来ということがわかりびっくりです。なんと13年ぶりで当時は少女時代やKARAのCDアルバムをお土産で持ち帰った事を思い出しました。
その出発3日前に40度近い発熱をしてしまい13年ぶりのソウルは断念かという状況でしたが、翌日は熱も下がりかかりつけの医者に事情を話して検査をしたら感染症ではないということがわかったので後は「病は気から」の昭和の精神力でなんとか出発に漕ぎ着けます。
しかし免疫力が下がり切った状況で辿り着いたソウルで待ち受けていたのはマイナスの気温の世界。とにかく寒い。ひたすらに寒い🥶
もちろん寒さを覚悟していたわけですがその寒さに一発で気力も免疫力もやられてしまいました。
会場への移動などで免疫力低下 → ホテルで休養して少し回復 → 外に出て免疫力低下 → パワフルな韓国料理を食べて回復 → 外に出て免疫力低下 のループを繰り返す日々になってしまいました。
さて主題であるイベント「AGF KORIA」ですがソウルの繁華街の明洞やソウル駅周辺から車で1時間弱の「KINDEX」という場所で開催されました。日本で言うと幕張メッセのような距離感ですね。
まず初見の印象はコスプレイヤーの多さです。
ことアプリゲームタイトルのキャラクターのレイヤーさんが多いのですが、完成度も高く、それ以上にはるかに感動したのはこの極寒の気温で露出の高いコスチュームで敢行する気合いです。冷属性に極端に弱い自分は想像の出来ない領域です😅
東京ゲームショウと比べれば規模感は小さいのですが、スマホゲームのメジャータイトルやいくつかのアニメタイトルなど大型のブースが展開していて場内は常に来場者で溢れていました。前日から1000人近く並んでいたらしいのですが極寒の中で想像するだけでも意識が飛びそうです😆
その東京ゲームショウの比較でいえば日本は超大手ゲームメーカーから人気メーカーまで揃っているので「幅」に関しては圧倒的に充実していますが、アジア圏のイベントになると「原神」及び「miHoYoブランド」が圧倒的な存在感を発しています。
すごい規模感ですね!
さて「NIKKE」ですがローンチから継続的に流れを見てきた身として、ついに韓国まで来たぞという印象ですが最初から最後までの長蛇の列でびっくりしました‼️
お膝元の人気の高さも証明してくれましたね。
イベント自体は日本の大手メーカーやフィギュアメーカーも多数出展していて現地で顔馴染みの方々と挨拶させていただきました。
それだけ注目されていたイベントということです。
振り返れば13年前になぜ訪韓したかというと、当時取引していたソウルの取引先の社長とかなり仲良くしていた関係で3回ほどソウルに行った記憶があるのですが、日本のカルチャーは大好きだけど国内には持ち込めないという雰囲気の時代でした。実際に韓国で販売されている日本のキャラクターはごく一部に留まっていて、海外販売の権利の調整の手間を考えると見合わない状況だったと記憶しています。
その後にNetflix での韓流ブームやK-pop ブームなど韓国コンテンツの人気は承知の通りですが、それはこちらからの視点の話で、韓国側の日本のトレンドは今ひとつわからない状況でした。
コロナ禍による3年間の鎖国状況の中でますます状況がわからなくなっていた訳ですがニーズは明らかに動いているということですね。
しかし最近の動向はアニメよりもゲームの方がインパクトが高いという感も受けています。アニメ関連の商品は多品種に渡りECでも扱いやすいので差別化自体が飽和していますが、ゲーム作品は長期的にアプローチできユーザーも常に増えて行くのでイベントでの相性も非常によいです。
ということをそもそも当社は創業事業から一貫して行ってきた訳ですのであらためて今後はゲームタイトルのマーチャンダイジングに事業を専念する方向に戻して行きます。
というあらためて気づきの刷り込みができた貴重な韓国出張だった訳ですが悔やまれるは最悪のコンデション。
せっかくの韓国料理もヘルペスのおかげで味わって堪能する余裕もなく、声帯をやられてしまい会話も思うようにできずと残念なことばかりでしたが早く本来のペースを取り戻せればと思います。
関係者のみなさんもお疲れさまでした!