先日、電車で広告を眺めていた時に、ふと薄毛の広告が目に入ってきました。
そこには男性用と女性用の2枚の薄毛治療の広告が並んでいたのですが
目的は同じ薄毛治療なのにも関わらず、2枚の広告の構成が全然違っていました。
今回はそこから考えたことをシェアしたいと思います!
まずは下の2枚の画像をご覧ください。
上が男性版で下が女性版なのですが、全然作りが違います。(作ったのは僕なので細かいところはさておき…)
男性は、ほぼ文字!
逆に女性はイラストが大きな割合を占めています。
これはなぜなのでしょうか…?
昔、営業をしていた時の上司に言われた言葉の一つに
「男は頭で考え、女は子宮で考える」
というものがありました。
また、似ている言葉に「男は理性、女は感性」というものもあります。
今となっては問題発言だと思いますし、そんな2つに分けられるほど単純なものではないのですが、理解できる部分もあります。
男性は実際の数字を見ることで、「実績のある病院なんだ」という安心を得たい
女性は共感を大事にしているため、「みんなも行っているから大丈夫」という安心を得たい
「薄毛は気になるけど、なかなか前に進めない」という同じ意識を持っているターゲットに対して、男女で違うアプローチをすることで、行動するための最初の一歩を踏み出しやすくしている良い広告だと思いました。
今回のアウトプットは以上です!
デザインに関して気になったことをこれからもシェアしていきたいと思います!
それにしても、今の電車の広告は「毛・転職・ゲーム」の3つが幅を利かせすぎだと思うのですが、そう感じているのは僕だけでしょうか…?笑