当社は6月末が決算ですが税金などの申告期限が2か月後となり、先日決算書もまとまり当社の経営管理チームは少しひと息つけるのかなと思います。
あらためて関係者の皆様にはお礼申し上げます。
さて、各社の事業年数ですが本日2022年8月30日時点で
カフェレオ 22期
アルジャーノンプロダクト 15期
日本卓上開発 8期
CPL 8期
カフェレオホールディングス 6期
カフェレオエンターテインメント 6期
と各社それぞれ歳も重ねあらためて様々な人たちとの関係があってとしみじみ思います。
中核のカフェレオの前期である21期はおかけさまで過去最高の売上で終わることができましたが、その前の年がコロナ禍の影響も受けて大幅な落ち込みを受けたので、前々年度の実績を超える「V字回復」をマストの目標として挑みました。
コロナ禍2年目となる2021年は緊急事態宣言や蔓延防止法などの影響もあり、営業の現場は相当混乱し出張や訪問のスケジュールを立てること自体も難しい状況でイベントの開催も大幅に減ったことも影響したと思われます。
しかし「巣ごもり需要」という新しいニーズで業界全体としては活況で、確かにインバウンド需要が消滅してリアル店舗は相当厳しい状況でもEC市場が大きく伸びたことを考えれば、ただ「コロナ禍」を理由にすることは言い訳で当社全体が一定期間に「時が止まってしまう」ような感を受けていました。
とにかくオンラインの環境整備を整えることと、通期を通して採用活動を行って人的活性化を推進したことはⅤ字回復の要因のひとつではないかと捉えています。
特に我々の業界は「ヒット作品」に大きく影響されることは根本的な構造ですが、常にヒット作に恵まれる年はこれまでの経験でも頻繁にあるわけでもなく、やはり「トレンドを創出していく」ことが大切でその部分は現在も当社の課題でもあります。
こと業界の構造も変化して版権の流れや商流自体も多様化していて「受けの姿勢」ではマーケットから居場所を失ってしまう状況に向かっていて「好きを仕事に」だけでは企業の存続も到底難しい状況に向かっていると感じています。
プレイヤーとなるスタッフひとりひとりが早い判断で動いていくことと、組織はより総力戦を目指した環境を目指すことがより重要となりますが、そういう意味でも前期の実績は当社のポジショニング自体を残せたことは今後に向けての可能性を持つ意味でもよかったと思っています。
営業のスタイルもパンフレットとサンプルを手持ちしての訪問営業からメールでの案内に変わり、さらに動画とSNSでの広報活動が受注に直結する流れに変化して、営業職のポジション自体も大きく変わっていくと思っています。社内でも変化を起こすことは時にリスクも抱えることになりますが、会社全体で受け入れて取り組まなければ気づけば取り残されてしまうという事態はコロナ禍において当たり前のことで、そういう部分の社内啓蒙も新しい大きな仕事の一つであると考えています。
当社も今までは営業職を主体とした採算部門を主体とした採用活動でしたが、WEBや動画制作などの内製でのクリエイティブ部門の採用を積極的に推進したことがじわじわ効果をだしていて、今更かもしれませんが「ビジュアル的な情報を武器にする」ことが今後の事業の成長の要因のポイントだと考えています。営業も「モノを売る」というスタイルから取引先ごとの継続的な関係値づくりを主体とした「カスタマーサクセス」としての営業手法に変えていく必要があり、そのためには情報の伝達もプラットフォーム的なインフラづくりを行うことが必要でクリエイティブと同様にエンジニアの人材の確立も同時に行う必要があり、やはり組織自体を今までと大きく変わるつくりかたをしていかないといけないと痛感しています。
当社も「モノ」を扱うことは変わらず主体であると考えていますが、気が付いたらしれっと「サービス」の会社に変わっていたということもひとつの方向性かなと考えています。
ということで現在もさまざまな職種で採用を行っておりますが、こちらのページからも定期採用として受付も可能ですのでぜひご覧になってみてください。