智円行方 安らかに

CafeReoGroup

先週の日曜日に当社の社員が他界した。

 

 

奇しくも自身の誕生日の日の突然の訃報に言葉も見つからずしばらく思考も止まったままだった。

 

 

昨年、大きな病に侵され手術の後にしばらくの休暇を経て仕事に復帰したのだが、大病ゆえに仕事の復帰に関しても本人や周りとも慎重に確認したものの、本人も社会復帰へのリハビリも兼ねて自身のペースで行いたいとの強い意向もあったので、あまり負担のかからない業務を選びながら日々仕事に取り組んでくれていた。

 

 

彼女が入社したのは約8年前の20歳後半の頃で、当社も規模が大きくなる間際あたりの頃。
当時は何事にも精通している趣味性の広い社内の代表格のひとりのような人で、こと自分とはプロレスや三国志や写真などの趣味の話で気が合い、飲みながらアメリカのプロレス事情の話を聞いたり、社員旅行のバス移動でたまたま席が隣同士になり好きなゲームや舞台の話などをしていたことを思い出す。

 

 

こと病気に関しては本人の意思に関わらず日々の生活やペースを奪われるわけで、私個人的にも彼女の闘病に対し会社としても付き合ってあげようと心に決め、この2か月ほど体調が悪化し病欠が続いていたので、さらに負担を下げる形で仕事の内容も変えようと本人とも話をしていた矢先の出来事なので残念でならない。

 

 

先日、ご家族より供養の流れで当社にも来社いただき、当社の社員たちと一緒に位牌に手を合わせることができたことは、お辛い中で配慮をいただいたご家族に感謝しかない。

 

 

いつの頃からか「たられば」は相手に失礼なので考えることも口走ることも辞めたが、やはり悔やむことは抑えられず、ただただご冥福をお祈りしたい。

 

 

 

今までありがとう

 

 

 

 

 

この記事を書いた人: sho_uchiyamada